マイ・ボディガード

アイ・アム・サムでも泣かせてくれたダコタファニングちゃんが、またやってくれた!

  • あらすじ(かなり主観的)



メキシコシティでは一日何件もの誘拐事件が起こり、被害者のほとんどは帰還しない。
複雑な過去を持ち、傷ついている様子のクリーシー(中年)はアル中気味。それではいけないと、知人の紹介で資産家の娘・ピタ(少女)のボディガードをすることになった。
初め、ピタとのコミュニケーションを拒絶していたが、ピタから注がれる愛情を受けて次第に心を開いていく。
そんなとき、クリーシーの目の前でピタの誘拐事件が起こった!
大勢の誘拐犯チームと銃撃戦になり、クリーシーは重症を負う。そしてピタは連れ去られてしまった。


ピタを取り戻すために、誘拐捜査担当の警察が全力を尽くし、身代金の交渉や受け渡しをするが、あえなく失敗する。そして怒った犯人はピタを殺してやると言い連絡が途絶えてしまった。

ピタを失った悲しみと憎しみに打ちひしがれたクリーシーは、誘拐犯全員を殺すと誓う。次々と手下を捕まえて拷問にかけ、情報をかき集め、だんだんとボスに近づいていく。

そして、この誘拐事件の裏側を暴いてしまったクリーシーは・・・。
これ以上はネタばれするので書かないでおきましょう。

  • 感想

映画の最後、大どんでん返しが起こるまで、「復讐とはどんな意味があるのだろうか?」と疑問に思っていた。
愛する人を失ったとき、残された者は悲しく、虚しく、憎しみを覚えるだろう。
しかし、失った人は、もう戻って来ないという事実は変わらない。
復讐で犯人を殺しても、それもまた犯罪ではないのだろうか?
死んでしまった人は、自分が愛している人が危険を犯して復讐することを望んでいるだろうか?


私だったら、ただ生きていて欲しいと思う。
1年に1度くらい、私のことを思い出してくれて、毎日を幸せに過ごしてくれたらと思う。
まぁ、それじゃあ映画になんないもんな。