合コンの心得 - 寿司はサビ抜きで。

先日、山の手線で早めの帰宅途中
20代前半のギャル男風（ちょいブサめ）の3人組が乗り合わせた。

「今日の合コン、可愛い子いるかなー」「おまえの友達はどれくらい？」
『普通くらいかな』
「だから、その普通はどのレベルだよ。お前は、連れの方を担当ね」
『なんで？』
「女の子は、自分以上の友達を絶対に連れてこないんだよ
だから、そのコと同じか、それ以下のレベルが来るってわけ」

今日のコンパは渋谷待ち合わせらしい。
ドキドキしながら彼らの会話に耳を傾ける。

「渋谷についたら、ヘアスタイル直そうぜ」
なるほど、雨だから髪型がキマってないのね。

3人の作戦会議は続き、そのうちの1番マシなギャル男（ダパンプ忍系）が
「あー、でもブサイクでもいっかー。
女の子と飲めればいっかー。
知らない女の子と飲めるだけでいっかー。」

と、まるで呪文か暗示のように、繰り返していた。
あたかも、テスト返却の際に「俺ぜってー赤点だよー」とあらかじめ心の準備をするかの如く。

ちなみに、相手方がブサイクだった場合は
生中、一杯でストップするのが、”合図”ということで合意。
「2時間我慢してバックレればいーんでしょ。」だって！

できれば、合コン会場までご一緒したいほどに
この展開には興味があったが、・・・・大塚駅では、ここまでしか追跡できませんでした！