空中ブランコ

kmkskst2004-10-04

  • 今、読んでいる本

奥田英朗(おくだ・ひでお)著の「空中ブランコ」を読んでいる。

    • 第一話「空中ブランコ」・・・サーカス団の花形、空中ブランコ乗りの話。演技の失敗を全て他人のせいにしてイライラしていた主人公が、いつしか自分の過ちに気付く。主人公が素直に謝り、心を開いて話し合うシーンで、うるうるっとしてしまった。
    • 第二話「ハリネズミ」・・・泣く子も黙る、ヤクザの若頭が先端恐怖症になる話。誰しも心の内に、迷いや躊躇いを抱えて生きていくのかな、と感じた。
    • 第三話「カツラ」・・・義理の父親のカツラを、みんなの前で外してみたい衝動にかられる医者の話。まだ読んでる途中〜。